一般に家具メーカーの食器棚に使用されているガラスの厚みは2.5~3mmです。とくにサッシにも使用される3mmのガラスは、大量生産されるため割安です。しかし、一条工務店ではリビングルームのドアやカップボード、プレシャスウィンドウ(出窓)の飾り棚などを、高級感あふれる「カットガラス仕様」とするために、5mmのガラスを採用しています。カットガラスは加工時にガラスの縁を幅20mm面取りするため、3mmガラスでは縁が薄くなり過ぎて安定性に欠けるからです。美しく光を屈折させ、ガラスの奥行きを感じさせるカットガラス。そんな優美な輝きにこだわったリビングルームのドアや住宅設備をお届けしています。
美しい和の味わいを演出する雪見障子。下部にガラスをはめ込み、さらに上げ下げできる小障子を組み込んだ粋な仕上げの建具です。この雪見障子、熟練した職人でも1日にせいぜい3~4本しか作れないといわれます。幅約8mmの組子の加工、その1本1本のワックス塗り、枠と組子の組み立てには熟練した手作業が求められるからです。私たちはその一つひとつの作業に十分な時間と手間をかけ、本格的な仕様に仕上げた雪見障子をお客さまのもとにお届けしています。材料にもこだわり、框材と組子には一般的なシトカスプルスではなく高品質で価値の高いホワイトスプルスを採用しました。そして、目がつまった色白の木肌を持ち、日射しにも強いこのホワイトスプルスにワックスを施すことで、手垢などの汚れがつきにくい仕様としています。また、障子紙には、濡れた手で触っても破れにくく、日焼けによる変色も少ない高級な強化障子紙を、引き手には国内最高級の銘木である桑を用いるなど、あらゆる面に本物を追求しています。

これまでバルコニーは現場施工が常識でしたが、一条工務店では工場でバルコニーユニットを組み上げ、現場でそのユニットをジョイントするという独自の方式を採用しています。一般にバルコニーは、面積が広く、形状が複雑になるほど、水勾配のとり方が難しくなります。

新開発のこの方式ではシンプルな根太組フレームを採用し、成型が自由にできるモルタルを使用することで、どんな水勾配にも対応できる構造を実現しました。そして、工場の厳しい生産管理の下に製造されるバルコニーユニットは、現場施工に比べて、より高い施工精度と防水性能が得られるとともに、プランニングの自由度が高いことも魅力です。ジョイント部に関しては変成シリコンとFRPを二重構成で現場にて施工。さらに床材として大判タイルを接着することで、継ぎ目がなくなり、経年変化や紫外線による劣化の起こりにくいバルコニーが完成します。大判タイルは200mm角。味わい深い質感が、バルコニーに上質なくつろぎ感を醸し出します。















