冬場の自宅の乾燥・換気に関する意識調査

「冬場の自宅の乾燥・換気に関する意識調査」結果を発表 加湿器利用者の9割以上が手入れや給水作業を負担と感じている。
約7割が「コロナ以降、換気を意識するようになった」と回答。自宅の換気を全くしない人が冬場になると夏場の2倍に。
2021年10月28日
冬の自宅内の寒暖差に関する意識調査

株式会社一条工務店(代表取締役社長:岩田直樹)は、10代以上の既婚の男女1,202名を対象に、「自宅内の乾燥と換気に関する意識調査」を実施。冬の自宅内における乾燥と換気に関する悩みや対策の状況について調査しました。

「冬場の自宅の乾燥・換気に関する
意識調査」サマリー
  • <冬場の自宅の乾燥について>
  • ■冬場、自宅の乾燥が気になっている人は約8割。乾燥が気になるタイミングは、「暖房している時」が1位という結果に。
  • ■自宅内の乾燥による「のどの痛み」が気になっている・困っている人は約8割。「肌荒れ」も約半数以上の人が回答。
  • ■乾燥対策のトップは「加湿器」で6割弱の人が使用。
  • ■加湿器使用者のうち、7割以上の人が1ヶ月に1回以上の手入れをすると回答。一方で3ヶ月以上手入れ・掃除をしていない人が24.1%も。
  • ■1日に複数回の給水を実施する人が3割超。使用者の9割以上が手入れや給水作業を負担と感じている。
  • <冬場の自宅の換気について>
  • ■約7割の人が「新型コロナウイルスの影響で換気を意識するようになった」と回答。
  • ■一方で、2割の人は「冬場は自宅の換気を全くしない」と回答。その割合は夏場の2倍に。
    1回の換気時間も夏場は半数以上が「10分以上」だったのに対し、冬場は4割以上が「5分未満」と2分の1に。
  • ■自宅の換気が「面倒だ」と感じている人が7割以上という結果に。
<冬場の自宅の乾燥について>
約8割の人が冬場の自宅内の乾燥が気になると回答。気になるタイミングは「暖房している時」がトップ。2位「起床時」3位「就寝時」と続く結果に。乾燥が気になる場所1位は「寝室」と、乾燥が気になるタイミングとの関連性が高い。

冬に自宅内の乾燥が気になることはありますか」と尋ねたところ、半数以上の人が「とても気になる」と感じており、「気になる」と回答した人を合わせると、8割以上の人が冬場の自宅内の乾燥を気にしていることが分かりました(図1)。

冬に自宅内の乾燥が気になる人の割合

<図1:冬に自宅内の乾燥が気になる人の割合>n=1202

また、「とても気になる」「気になる」と回答した975人に「自宅内で乾燥が気になるタイミング(複数選択可)」を尋ねたところ、1位は「暖房している時」で7割以上、2位は「起床時」で6割以上の人が回答。また、「就寝時」と答えた人も半数以上いました(図2)。

冬に自宅内で乾燥が気になるタイミング 上位5項目

<図2:冬に自宅内で乾燥が気になるタイミング 上位5項目>n=975

さらに、「乾燥が気になる場所」を複数選択で答えてもらったところ、1位は「寝室」で77.5%の人が回答。2位の「リビング」とともに、図2の「乾燥が気になるタイミング」とも関連する場所がランクインしました(図3)。

乾燥が気になる場所 上位5項目

<図3:乾燥が気になる場所 上位5項目>n=975

自宅内の乾燥で、気になること・困ることの1位は「のどの痛み」。
乾燥の対策として最も多かったのは「加湿器を使用する」で、6割弱の人が実施。

「冬場、自宅内の乾燥で気になること・困ることは何ですか(複数回答)」という問いに対して、約8割の人が「のどが痛い」と回答。2位の「肌荒れ」も過半数を超える結果に。加えて、「風邪をひきやすくなる(46.5%)」「インフルエンザなどの感染症(38.8%)」など、健康管理に関する項目が上位となりました(図4)。

自宅の乾燥で気になること・困ること 上位5項目

<図4:自宅の乾燥で気になること・困ること 上位5項目>n=1202

続いて、「冬場の自宅の乾燥対策(複数選択)」について答えてもらったところ、最も多かったのは「加湿器を使用」で56.3%の人が実施していました。2位は「洗濯物を部屋干しする」で47.9%の人が回答しました(図5)。

冬場の乾燥対策 上位5頃目

<図5:冬場の乾燥対策 上位5頃目>n=1202

加湿器を使用している人のうち、1ヶ月に1回以上の手入れ・掃除をする人は7割以上、
一方で3ヶ月以上手入れ・掃除をしていない人が24.1%で、中には1年以上していない人も。

乾燥対策として加湿器を使用すると答えた677人に、「加湿器の手入れ・掃除の頻度」を聞いたところ、最も多かった回答が「1ヶ月に1回」で32.2%に。「2週間に1回」「1週間に1回」とあわせると、7割以上が「1ヶ月に1回以上」手入れを行っていることがわかりました。
一方で3ヵ月以上手入れ・掃除していない人の合計も24.1%に上り、中には1年以上手入れ・掃除をしていない人もいました(図6)。

冬場の加湿器の手入れ・掃除の頻度

<図6:冬場の加湿器の手入れ・掃除の頻度>n=677

1日に複数回の給水を実施する人は33%。9割以上が手入れや給水作業を負担と感じている。

同様に「加湿器に水を交換・補充する頻度」を聞いたところ、1位は「1日に1回」で46.2%という結果に。一方で、「1日に2回」「1日に3回以上」をあわせると、1日に複数回の給水を行っている人が約33.1%という結果となりました(図7)。

加湿器に水を交換・補充する頻度

<図7:加湿器に水を交換・補充する頻度>n=677

さらに「加湿器の手入れ・掃除は大変だと感じますか」と尋ねたところ、「すごく感じる」が6割以上となり、「まあまあ感じる」を合わせると、実に9割以上の人が負担に感じていることが明らかになりました(図8)。

加湿器の手入れ・掃除は大変だと感じる人の割合

<図8:加湿器の手入れ・掃除は大変だと感じる人の割合>n=677

<冬場の自宅の換気について>
新型コロナウイルスの影響で、約7割の人が換気を意識するようになったと回答。

「新型コロナウイルスの影響で換気を意識するようになりましたか」という問いに対して、「意識するようになった」、「すごく意識するようになった」と答えた人が約7割いました(図9)。

新型コロナの影響で換気を意識するようになった人の割合

<図9:新型コロナの影響で換気を意識するようになった人の割合>n=1202

冬場は2割の人が自宅の換気をまったくしないと回答。その割合は夏場の約2倍に。
1回の換気時間も、夏場は10分以上と答えた人が半数以上いるのに対し、冬場は4割以上が5分未満と大幅に減る傾向に。

「自宅の換気は1日に何回しますか」という設問では、夏場・冬場とも「1~2回」という回答が最多で6~7割に上ったものの、「0回」と回答した人が夏場の10.5%に対し、冬場は20.2%で、約2倍に増えることが分かりました(図10)。

1日の自宅換気回数

<図10:1日の自宅換気回数>n=1202

続いて「1回の換気時間」を聞いたところ、夏場は1回10分以上する人が55.7%と過半数いるのに対し、冬場は23.1%にとどまりました。また夏場は換気時間が5分未満と回答した人が21.4%だったのに対し、冬場は44.8%にのぼりました。結果として、冬場の方が換気時間が短くなる傾向が見て取れました(図11)。

夏の1日の換気回数

<図11:夏の1日の換気回数>n=1202

自宅の換気が「面倒だ」と感じている人は7割以上。

自宅の換気を「面倒」と感じている人の割合は、「すごく感じる」「まあまあ感じる」をあわせて7割以上と、新型コロナウイルスの影響で意識するようになったが、換気自体は面倒だと感じている人が多いという結果になりました(図12)。

自宅の換気が面倒だと感じる人の割合

<図12:自宅の換気が面倒だと感じる人の割合>n=1202

調査概要

調査手法:オンラインアンケート
調査期間:2021年9月25日(土)~10月3日(日)
調査対象:10代以上の男女
有効回答数:1,202サンプル
回答者:男性388名、女性814名(10代1名、20代205名、30代546名、40代248名、50代146名、60代47名、70代以上9名)
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。

≪ご参考≫今回の調査では、冬場、自宅の乾燥に対して多くの人が気になっており、特に暖房の使用時に乾燥を感じていることがわかりました。対策として加湿器を使用しているものの、手入れや掃除が大変だと感じている人が多いことが判明しました。
また、換気に関しては、新型コロナウイルスの影響で意識するようになったものの、冬場は寒い外気の影響もあり、夏場に比べて回数や時間が大幅に減ってしまうことがわかりました。
一条工務店では、こうしたお悩みに対応できる、全館加湿&全館換気「ロスガード 90 うるケア」を提案しています。

一条工務店の全館加湿&全館換気 業界初※「ロスガード 90 うるケア」とは
■「うるケア」の仕組み
「ロスガード 90 うるケア」は一条工務店とパナソニックが共同で実現した、全館加湿&換気システムです。加湿ユニットに自動給水された水を、回転する「ディスク」の遠心力によって吸い上げ、その水が水平に飛び出し内壁に当たることでナノサイズのミストが発生します。換気による空気の流れとともにミストが家中に行きわたり、自動で全館を加湿します。
※遠心破砕式で熱交換換気システムに組み込まれ、住宅全館を加湿するという技術が業界初(2019年9月時点)
「うるケア」ホームページ:
https://ichijo.jp/urucare/
うるケアの仕組み

◆「うるケア」のメリット
・メンテナンスフリー
シーズンごとのフィルター掃除などのメンテナンスはもちろん、毎日の面倒な水入れの必要がありません。洗浄
も給水もフルオートなので、手間がかからず清潔で安心。何もしなくても、快適な室内環境を叶えてくれます。

自動洗浄の流れ

① 排水…1日1回自動的に加湿ユニットの水をすべて排水。長時間、水を溜めたままにしません。
② 乾燥…全館換気システムのクリーンな風が通り、内部を乾燥。雑菌の繁殖を抑制します。
③ 給水…乾燥したら自動で給水。水道に直結しているため、水を入れる手間がありません。
※ロスガード90 うるケアへの給水には、井戸水はご使用になれません。

・家計にやさしい
超省エネなので、家中を24時間加湿しても、加湿にかかる電気代は一日10円ほど※。消費電力は1時間16Wで、
24時間加湿運転しても、43インチのテレビを3時間つけていた場合と同じ消費電力になり、リーズナブルさも画期的です。※加湿運転のみ。換気運転には別途電力を消費します。

・音が静か
運転音は約36dB。図書館並みの静けさなので、寝室でも気になりません。

・加湿だけではなく換気も
外気を室内の温度に近づけて取り入れる「熱交換換気システム」で、室温をほとんど変えずに換気することができるので、暖房費を抑えることができます。(※冬季の場合)
さらに換気の際、空気と一緒に入ってくる花粉などの有害物質も、高性能フィルターがキャッチし、室内をクリーンに保つことができます。

◆熱交換換気システム「ロスガード90」
一条の換気システムは「熱交換型」で「高性能フィルター」を備えた「ロスガード90」を標準装備。
最大90%の温度交換効率で、世界トップレベルの省エネ性能を備えています。

一般的な「自然給気型」の換気システムでは空気と一緒に室内の熱を捨ててしまったり、逆に不快な外気を取り込んでしまい断熱の弱点になることも多いのですが、「熱交換型」なら、新鮮な外気を室温に近づけて給気するため、冷暖房で快適に保たれている室温を損なうことなく家中の空気を入れ換えることができます。

◆省エネと快適のポイント「温度交換効率」
排気によって本来捨てられる快適な温度をどれだけ室内に戻せるか、その回収率を示す“温度交換効率”が快適さのポイントになります。一条の「ロスガード90」は温度交換効率が最大90%という世界最高レベルの性能で、優れた省エネルギー性を実現しています。

温度交換のイメージ(冬)

◆「ロスガード90」のメリット
・省エネで冬の暖房費が約3分の1に
冷たい外気がそのまま入ってくる一般的な換気システム(温度交換なし)だと、ひと冬の暖房費は約60,000円。一方、温度交換する「ロスガード90」なら、ひと冬の暖房費を、約19,000円にまで抑えることができます。
※延床面積:45.31坪/建築地:名古屋/断熱性能(Q値):0.51W/m2・K/暖房期間:10月28日~4月24日/暖房設定:全館床暖房(24時間設定・温度22℃)/電気料金:中部電力・スマートライフプラン(2023年8月料金単価・契約金は含まない)の場合の熱負荷計算ソフトSMASHによる試算。

・快適な湿度をキープ
温度交換と同様に「湿度交換」機能も備えているので、夏であれば給気で入ろうとする湿気を、排気する空気が回収して屋外に排出。室内で整えられた快適な湿度をキープします。

・花粉を99%カット
パワフル換気の「ロスガード90」は、専用の高性能なフィルターを取り付けることで、花粉除去率99%※を可能にします。※PM2.5対応型フィルター使用の場合

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