「昨年の夏、記録的な猛暑が理由で、外出を控えたことがありましたか?」と尋ねたところ、「よくあった」は34.6%、「ややあった」は38.3%となり、合わせて72.9%の人が猛暑のために外出を控えていたことが分かりました。(図1)
<図1:昨年の夏、記録的な猛暑が理由で、外出を控えたことがある人の割合>n=1369
「昨年、冷房器具を合計で何ヶ月間使用しましたか?」と尋ねたところ、1位は「4ヶ月間」(25.3%)、2位は「5ヶ月間」(24.3%)、3位は「3ヶ月間」(18.8%)という結果になりました。なお、半年以上使用している人は合計で2割超となりました。(図2)
<図2:昨年、冷房器具を使用した期間>n=1369
「外出する時間が何時間以上だとエアコンを切りますか?」と尋ねたところ、「1時間以上」という人が最も多く26.7%、次いで、「1時間未満」という人が23.0%という結果になりました。一方で、10.7%の人は「夏の間エアコンは切らない」と回答しています。(図3)
<図3:外出する時間が何時間以上だとエアコンを切るか>n=1369
「外出先から帰宅した際、自宅の暑さでイライラすることはありますか?」と尋ねたところ、35.4%が「よくある」、36.8%が「たまにある」と回答。合わせて72.2%の人が帰宅時に自宅の暑さが理由でイライラを感じていることが分かりました。(図4)
<図4:外出先から帰宅した際、自宅の暑さでイライラすることがある人の割合>n=1369
「昨年の夏、自身や家族が自宅で熱中症になったことがありますか?」と尋ねたところ、「なったことはない」と答えた人が8割以上でしたが、約1割は自身や家族、ペットが自宅で熱中症になったと回答しました。(図5)
<図5:昨年の夏、自身や家族が自宅で熱中症になったことがある人の割合>n=1369 ※複数選択可
「夏場、自宅内で特に暑いと感じる場所はどこですか?」と尋ねたところ、1位は「寝室」(20.6%)、2位は「リビング・ダイニング」(20.2%)、3位は「キッチン」(17.0%)という結果になりました。(図6)
<図6:夏場、自宅内で特に暑いと感じる場所>n=1369
「夏に、寝室が暑くてよく眠れないと感じることはありますか?」と尋ねたところ、「よくある」(30.6%)、「たまにある」(44.2%)が合わせて74.8%となり、寝室の暑さが多くの人の睡眠の質に影響を及ぼしていることが分かりました。(図7)
<図7:夏、寝室が暑くてよく眠れないと感じることがある人の割合>n=1369
また、「睡眠時に実施している暑さ対策」について答えてもらったところ、1位は「エアコンを使用」(82.5%)、2位は「扇風機やサーキュレーターを使用」(45.9%)、3位は「冷感寝具を使用」(32.8%)という結果になりました。(図8)
<図8:夏の睡眠時に実施している暑さ対策>n=1369 ※複数選択可
「夏の就寝時にエアコンを朝までつけっぱなしで寝る頻度」について尋ねたところ、「ほぼ毎日」と答えた人が57.0%という結果になりました。(図9)
<図9:夏の就寝時にエアコンを朝までつけっぱなしで寝る頻度>n=1369
エアコンをつけっぱなしで寝ることがあると回答した1052名に、「エアコンをつけっぱなしで寝るときに気になること」について尋ねたところ、「電気代が気になる」という回答が最も多く63.1%、次いで「のどや肌が乾燥する」(52.4%)、「身体が冷えすぎる」(44.2%)など、健康面での不調が気になるという回答が続きました。(図10)
<図10:エアコンをつけっぱなしで寝るときに気になること>n=1052 ※複数選択可
「電気代を考慮して、エアコンをつけるのを我慢することはありますか?」と尋ねたところ、16.3%が「よくある」、43.8%が「たまにある」と回答。合わせて60.1%の人が電気代を気にしてエアコンをつけるのを我慢した経験があることが分かりました。(図11)
<図11:電気代を考慮して、エアコンをつけるのを我慢することがある人の割合>n=1369
「夏場、自宅内の湿気が気になることはありますか?」と尋ねたところ、37.1%が「とても気になる」、39.2%が「やや気になる」と回答。合わせて76.3%の人が夏場に自宅内の湿気を気にしていることが分かりました。(図12)
<図12:夏場、自宅内の湿気が気になることはあるか>n=1369
また、夏場に自宅内の湿気が気になると回答した1045名に、「湿気が気になる場所」について答えてもらったところ、1位は「寝室」(49.6%)、2位は「脱衣所」(46.3%)、3位は「浴室」(41.9%)という結果になりました。(図13)
<図13:自宅で湿気が気になる場所>n=1045 ※複数選択可
「自宅内で湿気が多いと気になること・困ることは何ですか?」と尋ねたところ、1位は「カビ・ダニの発生」(70.6%)、2位は「部屋干しが乾かない」(45.7%)、3位は「部屋のにおい」(44.5%)という結果になりました。(図14)
<図14:自宅内で湿気が多いと気になること・困ること>n=1369 ※複数選択可
「湿気によるカビ・ダニが原因で衣類や寝具などを捨てたことがありますか?」と尋ねたところ、41.8%の人が湿気によるカビ・ダニが原因で衣類や寝具などを捨てた経験が「ある」と答えました。(図15)
<図15:湿気によるカビ・ダニが原因で衣類や寝具などを捨てたことがあるか>n=1369
自宅の湿気対策について尋ねたところ、1位は「エアコンでの除湿」(54.9%)、2位は「除湿剤を置く」(35.4%)、3位は「窓を開けて換気」(35.2%)という結果になりました。(図16)
<図16:自宅の湿気対策としてどんなことをしているか>n=1369 ※複数選択可
調査手法:オンラインアンケート
調査期間:2025年3月29日(土)~2025年4月6日(日)
調査対象:全国の男女
回答者:女性779名、男性590名
10代以下1名、20代153名、30代447名、40代321名、50代254名、60代163名、70代以上30名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
今回の調査では、夏場、自宅内で特に暑いと感じる場所1位が「寝室」という結果になり、7割以上の人は、夏場は寝室が暑くてよく眠れないと感じていることが分かりました。暑さ対策としては、「エアコンを使用する」ことが挙げられていますが、「電気代が気になる」という声のほか、「のどや肌が乾燥する」「身体が冷えすぎる」など、健康面での不調が気になるという声もありました。なお、自宅内の湿気が気になる場所についても「寝室」という回答が最多でした。
一条工務店では、夏の高温多湿な時期でも、寝室を含めた住まい全体を快適に保つ全館空調システム「全館さらぽか空調」をご提案しています。さらに、当社主力商品である「グラン・スマート」「アイ・スマート」は、断熱基準の最高等級「断熱等級7」に対応※1。少ないエネルギーで住まい全体の温度と湿度を快適に保ち、省エネで健やかな暮らしを実現します。
※1:建築地やプラン、採用する仕様によっては対応できない場合があります。
「全館さらぽか空調」は、一条工務店オリジナルの小型デシカント技術により、一年を通して、家中快適な空気環境を実現する全館空調システムです。デシカント方式とは、吸着剤に水分を吸着させて除湿する方式のことで、ショッピングモールやビルなどで用いられています。当社は、このデシカント方式除湿機の小型化に成功。夏は2つのローターで湿度と温度をコントロールしながら換気を行い、床冷房で家中の余分な熱を吸収し、さらに、家自体の優れた気密性・断熱性により、外気の熱をシャットアウトすることで避暑地のようなさらりとした涼しさを実現します。
※2:デシカントによる湿度調整機能付換気システムと、全館床冷暖房を組み合わせた戸建住宅用全館空調システムにおいて世界初。(自社調べ2015年12月時点)
・外気を冷やして除湿しながら換気
「デシカント換気システム」は、除湿した空気を各部屋に供給し、家中の湿度を50%前後に保ちます。そのため、室温が27~28℃でも暑さを感じにくく、空気がさらっとして快適です。
※夏場の換気イメージ
・床暖房のパイプに水を通して家中を涼しく
家の隅々まで敷かれたパイプに水を通すことによって家中の余分な熱を吸収。ふく射※3の効果でやんわりと涼しい空間を創りだします。エアコンのような冷たい風がないため、エアコン使用時に「人によって適温が違う」「体が冷えすぎる」という悩みを持つ方にもおすすめです。
※3:ふく射とは、温度が高いところから低いところへ熱が伝わる原理です。冬の日だまりの暖かさや夏のトンネル・洞窟の中の涼しさが一例です。
※通水イメージ
・超気密・超断熱で快適な温度を逃さず省エネ
超気密・超断熱性能により暑い外気をシャットアウトし、さらに室内の涼しい空気を外に逃がさないので、「快適」であることはもちろん、「省エネ」も叶えます。「全館さらぽか空調」のランニングコストは、8月に除湿運転と床暖房のパイプに通水した場合、約1.1万円/月。温度を下げずに除湿する再熱除湿エアコンと比べると、ランニングコストはおよそ1/2※4となります。
※4:建築条件や生活環境などにより異なります。
一条工務店では、「断熱等性能等級」の改定(2022年10月)に伴い新設された、国内最高等級となる「断熱等級7」に対応可能。当社の主力商品である「グラン・スマート」「アイ・スマート」にて、2023年5月より「断熱等級7」への対応を実現しています。「断熱等級7」は、真冬に無暖房でも体感温度が15℃を下まわらず快適に過ごすことが可能な断熱性能と言われています。
・電気代が抑えられる
少ないエネルギーで冷暖房が効きやすく、毎月の光熱費を長年にわたって抑えることができます。
・暮らす人が健康で快適
室温を一定に保ちやすいので快適なのはもちろん、夏の熱中症や冬のヒートショックなどの健康被害のリスクを大幅に軽減することができます。
・災害時に安心
外気温に影響されにくいので、万が一の停電で冷暖房が止まった際にも、室温が保たれやすくなります。
・将来的な資産価値
断熱性の高い住まいはこれからのスタンダードとなり、将来的な資産価値やランニングコストの面でもメリットがあります。
一条工務店は、住まいの性能でより快適な暮らしを提供する木造注文住宅メーカーです。
私たちが挑戦しているのは「ほどほど」ではなく、「ダントツ」の住宅性能。
省エネや創エネ性能、耐震性能など高性能の暮らしを多くの方にお届けし、
「一条で建てて良かった」と言っていただける住まいを目指しています。