「自宅のインテリアにどの程度こだわっていますか?」と尋ねたところ、「とてもこだわっている」(6.4%)、「こだわっている」(24.7%)と回答した人を合わせると約3割の人が自宅のインテリアにこだわっていることが分かりました。(図1)
<図1:自宅のインテリアにどの程度こだわっているか>n=1034
自宅のインテリアに「とてもこだわっている」「こだわっている」と回答した321名の方に、最もインテリアにこだわっているエリアを尋ねたところ、6割以上の人が「リビング」と回答しました。(図2)
<図2:自宅のインテリアの中で最もこだわっているエリア 上位5項目>n=321
また、そのエリアで特にこだわっているポイントを尋ねたところ、「色やテイスト」という回答が最も多く、4割以上の人が回答しました。(図3)
<図3:インテリアをこだわっているエリアで特にこだわっているポイント 上位5項目>n=321
「自身はインテリアのセンスがあると思いますか?」と尋ねたところ、「あまりないと思う」47.4%、「全くないと思う」12.8%と回答した人を合わせると、インテリアセンスに自信がない人が約6割いることが分かりました。(図4)
<図4:自身はインテリアのセンスがあると思うか>n=1034
「インテリアを選ぶときに参考にするものはどれですか?」と尋ねたところ、「Instagram」が最も多く4割以上の人が回答。 「雑誌」(30.9%)、「YouTube」(29.8%)という回答が続きました。(図5)
<図5:インテリアを選ぶときに参考にするもの 上位10項目>n=1034 ※複数選択可
「家具はどこで買いますか?」と尋ねたところ、「家具・インテリア専門ショップ」という回答が最も多く6割以上、次いで 「家具ブランドの実店舗」、「生活雑貨店」、「ホームセンター」と回答した人がそれぞれ約3割いました。(図6)
<図6:自宅の家具を買う場所>n=1034 ※複数選択可
「自宅のインテリアにどの程度満足していますか?」という問いに点数で答えてもらったところ、約3割の人が「40点以下」と回答しました。(図7)
<図7:自宅のインテリアの満足度>n=1034
「自宅のインテリアで悩んでいることや困っていることは何ですか?」と尋ねたところ、「生活感が出てしまう」という回答が最も多く約半数にのぼり、「物が多い」(42.5%)、「色やテイストの統一感がない」(26.2%)という回答が続きました。(図8)
<図8:自宅のインテリアで悩んでいること・困っていること 上位10項目>n=1034 ※複数選択可
「自宅のインテリアに近いテイストはどれですか?」という問いに、以下の選択肢から選んでもらったところ、全年代で「ナチュラル」という回答が最も多く4割以上となりました。(図9)
※選択肢:ナチュラル/北欧風/シンプル/モダン/和モダン/ホテルライク/カフェ風/モノトーン/ジャパンディ/リゾート風/ヴィンテージ/アンティーク/和風/西海岸風/エレガント/韓国風/カントリー/インダストリアル/ミッドセンチュリー/アジアン/ブルックリン/トライバル/特にない/その他
<図9:自宅のインテリアに近いテイスト 上位5項目>n=1034
「「現在の自宅のインテリアは、理想のテイストを実現できていますか?」と尋ねたところ、「実現できていない」39.3%と、「(妥協した部分が多く)どちらかといえば実現できていない」33.3%と回答した人を合わせると、7割以上の人が理想のテイストを実現できていないことが分かりました。(図10)
<図10:現在の自宅のインテリアは、理想のテイストを実現できているか>n=1034
「ご自宅のインテリアで重視することは何ですか?」と尋ねたところ、「居心地の良さ」という回答が最も多く約7割となり、次いで「使いやすく機能的なこと」(64.8%)という回答が挙げられました。(図11)
<図11:自宅のインテリアで重視すること 上位10項目>n=1034 ※複数選択可
「どれくらいの頻度で模様替えをしますか?」と尋ねたところ、約3割の人が「不定期」と回答しました。(図12)
<図12:模様替えをする頻度>n=1034
また、模様替えをすることがあるという616名に、その理由について尋ねたところ、「気分転換したくなった時」という回答が最も多く約半数という結果になりました。(図13)
<図13:模様替えをしたくなる時>n=616 ※複数選択可
調査手法:オンラインアンケート
調査期間:2025年4月26日(土)~2025年5月6日(火)
調査対象:全国の男女
回答者:男性438名、女性596名
10代以下1名、20代102名、30代328名、40代242名、50代201名、60代136名、70代以上24名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
今回の調査では、約6割の人が自身にインテリアのセンスがないと思っており、7割以上の人が現在の自宅のインテリアは、理想のテイストを実現できていないと感じていることがわかりました。
一条工務店の住まいの内装は、トレンドを取り入れながら、家族の成長、変化に合わせてレイアウトもフレキシブルに対応でき、お好みのスタイルやテイストを実現していただくことが可能です。
今回は、アンケート調査で悩んでいること・困っていることで多かった「生活感が出てしまう」「色や統一感がない」「どうすればいいか分からない」を解決する当社主力商品である『GRAND SMART(グラン・スマート)』の4種類のコンセプトデザインをご紹介します。
MELLOW BROWN
深みのあるクラシカルな印象の中にも新しさを感じるスタイル。
COMFORT GREIGE
洗練と落ち着きを高い次元で両立させたスタイル。
都会的でスタイリッシュな空間に。
JAPAN NATURAL
伝統的な日本のテイストを現代の住まいに取り入れたスタイル。
BLOSSOM WHITE
明るくナチュラルな白をベースにした上品な雰囲気が漂うスタイル。
一条工務店は、住まいの性能でより快適な暮らしを提供する木造注文住宅メーカーです。
私たちが挑戦しているのは「ほどほど」ではなく、「ダントツ」の住宅性能。
省エネや創エネ性能、耐震性能など高性能の暮らしを多くの方にお届けし、
「一条で建てて良かった」と言っていただける住まいを目指しています。
見た目と実用性の両立がポイント
「ナチュラル」というインテリアのスタイルは、この10年間ですっかり定番化しています。ただ、SNSの投稿データを分析してみると「ナチュラル」というタグと一緒に「モダン」「和風」「北欧」といった、他のインテリアスタイルのタグが併用されているケースが多く見つかります。つまり「ナチュラル」をベースとしながら、好みの家具や雑貨を取り入れ部屋づくりを楽しんでいるということです。 こうした“自分らしさ”を反映したインテリアが広がる一方で、それを支える基盤として「片付けやすさ」や「家事のしやすさ」への関心も引き続き高まっています。見た目と実用性の両立を図る住まいづくりが、今後ますます求められていくと考えられます。
水上 淳史さん
ルームクリップ株式会社
住文化研究所 主任研究員