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2021.09.17

間取りのヒント 8-2[3階建ての暮らし]

縦方向に空間が広がる
3階建ての家なら、
敷地面積を最大限活用できる?

縦方向に空間が広がる3階建ての家なら、敷地面積を最大限活用できる?
ものの定位置を決め、出し入れしやすい状態に

都市型3階建てのメリットと、 建てる際のポイントを紹介

「今ある敷地の面積を最大限活用したい」「土地は少し狭くても便利なエリアで暮らしたい」などの理由から、都市部を中心に3階建てが注目されています。

3階建ての家は、空間を縦方向に広げることによって、広いリビングや大容量の収納スペースを確保できます。しかし、フロアがひとつ増えると、住み心地や安全性の面で新たな不安が生まれてしまうことにも…。ここでは、3階建てのメリットと、建てる際に気をつけたいポイントについてご紹介します。

3階建てのメリット

①敷地の面積を最大限活用できる

都心や主要駅に近い場所は郊外エリアと比べて地価が高く、予算内で土地を購入しようとすると、どうしても敷地面積が狭くなってしまいがちです。また、売りに出される土地のサイズ自体がそもそも小さく、たとえば東京都内では、100㎡(30坪)以下の土地が大半です。その点、3階建てであれば、居住空間を上に広げることで延床面積を増やし、必要な部屋数を確保することができます。敷地ごとに、建ぺい率や容積率、道路斜線制限といった法的な規制があるため、どれくらいの広さの家が建築可能なのかは、事前に候補の住宅メーカーなどに相談するようにしましょう。

3階建は居住空間が上に広がり延床面積が広がる

②各フロアで用途を変えることが可能

3階建ての家は、各フロアを違った用途で使用することができます。たとえば、1階を親世帯の寝室、2階を共有のLDK、3階を子世帯の寝室など、二世帯仕様にすることも。また、フロアごとに家具や壁紙の色など内装のテイストに変化をつけることも楽しいのではないでしょうか。

フロアごとに違ったテイストを楽しむ

3F:子世帯のお部屋 2F:家族が集まるリビング 1F:親世帯には畳のスペースも 3F:子世帯のお部屋 2F:家族が集まるリビング 1F:親世帯には畳のスペースも

③明るく開放的なリビングを実現

3階建ての家であれば、2階部分に家族の集まるリビングを配置するのもおすすめです。1階よりも高い位置にあるため遮るものが少なく、太陽の光や風が室内に入りやすくなるでしょう。また、道路面から離れているので、騒音が軽減され、プライバシーを確保できる、といったメリットもあります。

リビング

④家族同士の適度なプライバシーを保つことができる

家族間のコミュニケーションは大事ですが、一方で適度なプライバシーを保つことも必要です。特に子どもが大きくなると、自室で勉強をしたり、趣味を楽しんだりすることもあるでしょう。3階建ての上下階で、家族の集まる部屋と個人の部屋を分ければ、生活音やテレビの音が軽減でき、プライバシーを確保しやすくなります。

プライベートルーム

⑤台風や豪雨による水害対策にもなる

近年、日本は毎年のように台風や豪雨による水害​被害に見舞われています。3階建ての1階部分をビルトインガレージにし、主な住空間を2階以上に配置しておけば、周辺道路が冠水したとしても自宅避難が可能となり、家財の水没も免れることができます。

ビルトインガレージ

3階建てを建てる際に気をつけたいポイント

①階段での移動が多くなることに配慮した設計を

3階建ての家は、階段での移動が2階建てよりも多くなります。各居室や水回りなどが3つのフロアに分散されるため、1階から3階までの上り下りを一日に数回繰り返すことになる場合も。特にシニア世代には切実な問題となるため、設計段階で家事のしやすい動線やライフスタイルの変化を見越した間取り、ホームエレベーターなどについても検討してもいいかもしれません。たとえば1階に水回りを配置すると、帰宅後、そのまますぐに手洗いができます。また、洗面室と浴室を近くに配置することで、掃除も楽になり、老後の生活もしやすくなります。

階段

②建築費が割高になる場合もあるので注意する

3階建ての家は、階段や廊下のスペースがフロア数分多く必要になり、その分延床面積が増えて、結果的に建築費が高くなりやすい傾向にあります。また、平屋や2階建てよりも面積あたりの重量があるため、基礎工事に加えて、地盤補強が必要になる場合も。「敷地面積が狭い分、土地購入費は安かったのに思いのほか建築費がかかってしまった」とならないよう、注意が必要です。

財布

③耐震性に注意が必要

3階建ての家は高さがあるため、地震の際、2階建てや平屋に比べて振れ幅が大きいという特徴があります。また、重量が重く、重心も高くなることから、それを支える構造躯体をより強固にしなければいけません。希望の間取りを優先するあまり構造が弱くなってしまっている場合があるので、設計担当者と相談しながらバランスの取れた間取りにしましょう。

地震で揺れる家

④窓の位置や大きさに配慮する

窓

居室には採光のために一定の基準を満たした窓が必要であると、法律で定められています。その広さを「有効採光面積」と呼び、住宅の場合、居室の床面積の7分の1以上の大きさが必要です。3階建ての家は平屋や2階建てに比べ、1階部分に必要となる有効採光面積が大きくなります。ガレージや水回りは問題ありませんが、寝室などの居室を設ける場合は窓をつける位置や大きさが制限されます。その他にも3階以上の階には、非常用進入口の設置が義務づけられていたり、延床500㎡以上では排煙窓の設置が必要となります。また、法律以外でも近隣の建物との距離が近い場合には、トラブル回避のために、隣家の窓との位置関係には特に配慮が必要です。

⑤フロアごとの温度差が生じやすく、特に3階が暑く
なりやすい

暖かい空気は冷たい空気よりも軽いため、上に行く性質があります。建物の構造上、熱は上階に溜まりやすくなり、1階よりも2階、2階よりも3階の方が暑くなります。また、屋根に降り注ぐ太陽熱が直下の室内に伝わり室温が上がりやすくなります。そのため、家全体の断熱性・気密性についても検討した方がいいでしょう。

フロアで温度差のある家

3階建てはフロアがひとつ増える分、敷地面積を最大限活用し、各フロアで用途を変えられるといったメリットがあります。ただ、その裏返しとして、階段での移動が多くなったり、建築費が割高になったりする場合もあります。メリットと気をつけたいポイントを検討しつつ家づくりの参考にしてみてはいかがでしょうか。

この記事のまとめ

3階建てのメリット

  • ①敷地の面積を最大限活用できる
  • ②各フロアで用途を変えることが可能
  • ③明るく開放的なリビングを実現
  • ④家族同士の適度なプライバシーを
    保つことができる
  • ⑤台風や豪雨による水害対策にもなる

3階建てを建てる際に気をつけたいポイント

  • ①階段での移動が多くなることに
    配慮した設計を
  • ②建築費が割高になる場合もあるので注意する
  • ③耐震性に注意が必要
  • ④窓の位置や大きさに配慮する
  • ⑤フロアごとの温度差が生じやすく、
    特に3階が暑くなりやすい

この記事のタグ

3階建シニア世代ホームエレベーター二世帯容積率居住空間延床面積建ぺい率有効採光面積耐震性道路斜線制限都市型3階建

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