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始めよう、みんなの防災《前編》
2022.10.21
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前後編に分けて、災害時に役立つ「ローリングストック」についてご紹介する「楽しく始める、続ける! ローリングストック」。後編は、防災食アドバイザーとして活躍されている今泉マユ子さんに伺った、楽しく続ける秘訣や、即食調理、お湯ぽちゃ調理をお伝えします。
※災害時には、各自治体の指示に従って行動してください。
前編はこちらから
前後編に分けて、災害時に役立つ「ローリングストック」についてご紹介する「楽しく始める、続ける! ローリングストック」。後編は、防災食アドバイザーとして活躍されている今泉マユ子さんに伺った、楽しく続ける秘訣や、即食調理、お湯ぽちゃ調理をお伝えします。
※災害時には、各自治体の指示に従って行動してください。
以前、大量に備蓄食品を購入したものの、思い出して見てみると賞味期限切れ…。という経験のある方も多いのではないでしょうか?ローリングストックを続ける秘訣は、日常で試して習慣にすることです。ここでは、楽しく始める・続けるための工夫をご紹介します。
レジャー感覚で非日常の疑似体験をすることで、子どもと楽しみながら防災食づくりをすることができます。実際の災害発生時には想像以上に慌ててしまうため、おうちキャンプなど安心できる環境から始めてみましょう。家族の防災食の好みや食べる量を把握することもでき、焦らず備蓄を活用することができます。
災害は予告なしに起こり、停電や断水などライフラインにも大きな影響を及ぼします。そんな“もしも”を想定し、部屋の電気を消して過ごす「停電ごっこ」や蛇口の水を使わない「断水ごっこ」を家族と一緒にしてみましょう。実際に体感することで、必要なものに気づき失敗も大きな学びにつながります。
材料をポリ袋に入れて混ぜるだけ、という究極のシンプル調理法。手間が少ないので災害時にも大活躍。乾物を缶詰の出汁や調味料と混ぜながらもどしたり、塩昆布などの味だし素材を利用したりと、少しの工夫で美味しい1品が作れます。
食感をプラスすると
飽きずに食べられる
食材を袋に入れて、
揉んで混ぜるだけ
調味料のちょい足しで
自分好みの味に仕上げる
高密度ポリエチレン製のポリ袋に材料を入れて空気を抜き、水を張った鍋に入れて湯煎するだけの真空調理法を応用したアイデアです。おかずだけでなく、ごはんや味噌汁も作れる上に、鍋も水も汚れず何度も使えるので、後片付けがラクなのも魅力!
お弁当の代わりに「ローリングストック」で備蓄した食品を使ってお庭やベランダで食べてみましょう。外で食べることで、食べやすいものや捨てやすさなどがわかります。家の中にいると気づけない不便さなども体験することができるため、そこで得た経験が実際の災害時に活きてきます。
自分の好きな食材をランキング形式で発表しあうことで、家族の好きなものや好みの変化を共有することができます。普段とは違うスーパーに足を伸ばしてみたり、毎日通うスーパーの買い物ルートをいつもと変えてみたりすることで発見が生まれ、新しいお気に入りを見つけるきっかけになるかもしれません。
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※本記事は「iikoto」2021年9月号を再編集したものです。掲載情報は発行当時のものになります。
監修:今泉 マユ子さん
株式会社オフィスRM代表取締役/管理栄養士
東日本大震災の経験から災害時の食に関心を持ち、防災食アドバイザーとして全国で講演を行う。管理栄養士、防災士、災害食専門員など多くの資格をもち、メディアから「レトルトの女王」と呼ばれ、テレビ出演は100本以上になる。著書に『もしもごはん』シリーズ(清流出版)、『親子で学ぶ防災教室』シリーズ(理論社)など多数。
風水害への備え
○ハザードマップ・避難場所・家族の連絡方法などの確認
○飛散防止フィルムを貼って窓ガラスを補強
○物干し竿など屋外のものは、できるだけ室内に移動
在宅避難ができる3つの条件
〇自宅に大きな損壊がない
〇自宅周辺に火事や液状化などの二次災害がない
〇余震が続くなどの心理的な不安がない
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※本記事は『iikoto』(2021年9月号)の特集をもとに編集しています。
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