リラックスしたいとき、家事や仕事の合間に一息つくとき、日常のひとときを温かく満たしてくれる紅茶。種類や飲み方によって多彩な風味を楽しめる、奥深い飲み物でもあります。今回は、そんな紅茶の魅力をさらに引き出すために、日本紅茶協会名誉顧問の田中哲さんにお話を伺いました。
もっとおいしく、もっと深く、紅茶のある暮らしを楽しんでみませんか。
 
  
    
    
        
        
          
          インドのダージリン、スリランカのウバ、中国のキームン。これらの紅茶は、品質や歴史、文化的な価値において国際的に高く評価され、「世界三大銘茶」と呼ばれてきました。近年では紅茶の種類が増えたためか、耳にすることは
減ってきましたが、品質の高さは確か。紅茶選びに迷うときは、この3種類から試してみるのもいいでしょう。
         
        
          
          紅茶の産地が集中する北緯45度から南緯35度の範囲は「ティーベルト」と呼ばれます。この中でも特に、熱帯・亜熱帯地域の標高が高く冷涼な山地で、質の高い茶葉が育つとされています。
         
        
          
          紅茶は産地によって茶葉の形状、味わい、香り、抽出時の色などが変化します。これは、気候、標高、土壌、栽培方法といった各地の環境が茶葉の成長に影響を与えるため。例えば、標高が高いほど繊細でさっぱりとした風味になり、標高が低いほど濃厚で力強い味わいになる傾向があります。産地ごとの特徴を知ると、紅茶選びがより楽しくなります。好みの紅茶を見つけたら、ぜひ産地をチェックしてみましょう。
          
         
     
   
前編では、世界中で紅茶が広く飲まれるようになった経緯や、うれしい効果、産地によって異なる紅茶の味わいなど、紅茶の魅力を様々な角度からご紹介しました。後編は実践編として、おいしい紅茶の淹れ方やアレンジレシピなどをご紹介します。
  
    
      SUPERVISOR 
日本紅茶協会名誉顧問・紅茶鑑定士
田中哲さん
      1978年、東京大学農学部農芸化学科を卒業後、大手紅茶メーカー・三井農林株式会社に入社。40年以上にわたって紅茶や飲料の研究開発、海外原料購買、商品企画など紅茶ビジネスに幅広く携わる。2022年より日本紅茶協会名誉顧問。著書に『もっとおいしい紅茶を飲みたい人へ』(主婦の友社)、『紅茶列車で行こう!』(幻冬舎)がある。
     
    
   
  
    
      
        
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        ※本記事は『iikoto』(2025年2月号)の特集をもとに編集しています。
       
      
     
    
   
  
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