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11-51 憧れのライフスタイル

タスク調整で時間を生み出す スケジューリング方法

2026.04.15

心と時間に余裕がある人生へ! 毎日が充実する時間の使い方<後編>

今回は、忙しい毎日の中で「時間がない!」と感じている人へ、タイムコーディネーターの吉武麻子さんに伺った上手な時間の使い方をご紹介します。前編では「マインド編」として、先入観や思い込みで余計な時間を費やしていないかなど、時間に対する考え方について解説しました。後編では、実際にゆとりを感じられるスケジュール作りのための、チェックポイントをご紹介します。

SCHEDULE編 「時間がある!」になる 予定を立てよう SCHEDULE編 「時間がある!」になる 予定を立てよう

「やらなくちゃいけないこと」と
「やりたいこと」が、
1日24時間に収まるように予定を立て、
その通りに実行する。
この“スケジューリング法”で、
これまでの「時間がない!」日々に
決別を!

現実の1日と理想の1日のギャップを把握しよう 現実の1日と理想の1日のギャップを把握しよう

「やりたいこと」ができている理想的な1日は、どんな生活なのか、イメージして具体的に書き出してみましょう。合わせて、いつもの自分は1日をどう過ごしているかも書き出してみます。並べてみると、理想と現実のギャップが明らかに!

CHECK POINT CHECK POINT
  • 現実の過ごし方を書き出す

    「スマホを見ている」など、明らかに無駄な時間と分かっていても書き出す

    <記入例>

  • 理想の過ごし方を書き出す

    24時間に収まらなくても、やりたいと思っていることをすべて書いてみる

    <記入例>

「時間がない!」と感じる曜日から書き出す

「時間がない」と感じているのが平日なら平日から、休日なら休日から書き出す。時間や気持ちに余裕があるなら同様に1週間分、書き出してみる

所要時間はおおよそでOK

どのくらい時間をかけているかわからない場合は、おおよその所要時間を記入

現実の1日と理想の1日のギャップを把握しよう 現実の1日と理想の1日のギャップを把握しよう
  • 所要時間が予想よりかかると、当然、時間は足りなくなります。予定と行動時間にズレが起きないよう、自分の処理能力を知っておく必要があります。前項の【STEP①】で書き出した理想の1日のなかで、現在、自分がしている行動をピックアップし、それぞれの所要時間を計ってデータ収集を。

CHECK POINT CHECK POINT

所要時間の平均値を知る

毎日行うことは1週間、頻度の少ない行動は最低3~5回計測し、その平均値を算出

  • 行動はできる限り細分化

    朝の「準備」の時間も、「洗顔」「歯磨き」「着替え」など細分化し、計測

  • <記入例>

『TO DO リスト』と『タスク』って何が違うの?

  • 『TO DO リスト』は単に「いつかやるべき」と思っている行動を書き出したもの。『タスク』も「やるべきこと」ではありますが、実行日や期限が決まっていて、それぞれがスケジュールの中に入っているもの。優先順位を検討し、いつやるかを決めた『タスク』にすることで、実行日や期限が決まっていない『TO DO リスト』より達成できる可能性が高まります。

タスクを優先順に24時間へはめ込んでいこう タスクを優先順に24時間へはめ込んでいこう
  • はじめに、行動時間を自由に変えられないタスク(仕事や子どもの送迎、習い事など)、次に生きていくうえで外せないタスク(食事、入浴、睡眠など)の優先順で、スケジュールにはめ込みます。さらに、緊急なことがあったときに動けるよう、バッファー(余裕)を確保し、最後、残りの時間に
    「やるべきこと」「やりたいこと」を、所要時間を考慮してパズルのようにはめ込んでいきます。

CHECK POINT CHECK POINT
  • 1日に最低1つは
    「楽しい気分になれる」
    予定を入れる

    楽しい気分で心の充実度が上がるよう、
    「やりたいと思っていること」も予定として入れておく。最初は
    10分~15分だけで
    OK。時間の余裕がつくれるようになったら、行動や時間を少しずつ増やしていく

  • <記入例>

入りきらない予定の入れ方を見直す

どうしても予定が入りきらない…というときは、次のように考えてみる

  • 優先順位を再検討。低いことは「しない」という決断を
  • 他人軸になりがちなことは、「今の自分にしかできないことか?」と自分軸で考えると、優先順位がつけやすくなる
  • 例えば、家電を使って所要時間を短縮する、余裕がある人に分担してもらうなど、1日のなかに予定が収められる方法を考える
1日の終わりに振り返って、明日以降のスケジュール調整をしよう 1日の終わりに振り返って、明日以降のスケジュール調整をしよう
  • 1日の終わりと週の終わりには、タスクの達成度を確認。その日に終わらなかったことや、増えてしまったタスクは優先順位を再検討したうえで、翌日~1週間以内の予定に組み込んで調整しましょう。

CHECK POINT CHECK POINT

<記入例>

急な予定はバッファータイムで終わらせる

予定外をその日のうちに調整できるようにするために設けるバッファータイム。やることがなければ、翌日以降のタスクを前倒しに!

各タスクの所要時間は把握し続ける

所要時間の差異がなくなればバッファータイムを使うことがなく、余裕がある毎日に。所要時間のデータを、日々確認しておくと◎

無理をしないといけない状態は1週間までに

理想的な1日の予定は極力崩さない。どうしても無理しないといけないイレギュラーな状態も、1週間以上は続けないように

日々変化する優先順位を常に把握

優先順位は状況に応じて変化していることも。日々、検討・調節を!

「やりたくないこと」から逃げがちな人でも、
予定通りに行動できる裏ワザは?

  • 少し難しい資格取得を目指すとしても、「毎日、問題集を2Pずつ解いていく」という日々のタスクにしたほうが、ハードルが低く継続しやすいでしょう。どんなことも、いきなり大きな目標を達成しようとするのではなく、そこに行きつくまでの行動をなるべく具体的に細分化しましょう。日々、無理なくこなせる「タスク」にすることで、気負わず行動に移せます。小さなゴールを通過し続けていたら、最終的には大きなゴールにたどり着けていた!なんてことも。

時間にも、心にも、余裕と充実を生みだすためにはやるべきことと所要時間を“見える化”して24時間の使い方を明確にしていく習慣を!

生活時間を見直すことで、「時間がある!」と安心して過ごせるようになれば、充実した毎日にもつながります。スケジュール帳を片手に、今日からさっそく実践してみましょう!

※本記事は「iikoto」2025年6月号を再編集したものです。掲載情報は発行当時のものになります。

監修
TIME COORDINATE株式会社 代表
タイムコーディネーター
吉武麻子さん

大学卒業後、旅行会社勤務を経て26歳で韓国留学。その後、現地法人でキャスティングディレクターとして24時間365日仕事に追われる日々を過ごす。帰国後、キャリアとライフイベントの狭間で葛藤した経験から、疲弊せずに毎日を楽しみながら仕事のパフォーマンスもあげていく「タイムコーディネート術」を考案。講座開催のほか、メディアへの出演や執筆などをおこなっている。『時間デトックス』(日本実業出版社)など著書・監修書籍など多数あり。プライベートでは2児の母。

吉武 麻子さん
iikoto

『iikoto』は、豊かに、健やかに、楽しく暮らすためのヒントが詰まった、一条のライフスタイルマガジンです。無料でプレゼントいたしますので、バックナンバーページからぜひご請求ください。

※本記事は『iikoto』(2025年6月号)の特集をもとに編集しています。

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