今回は、忙しい毎日の中で「時間がない!」と感じている人へ、タイムコーディネーターの吉武麻子さんに伺った上手な時間の使い方をご紹介します。前編では「マインド編」として、先入観や思い込みで余計な時間を費やしていないかなど、時間に対する考え方について解説しました。後編では、実際にゆとりを感じられるスケジュール作りのための、チェックポイントをご紹介します。
「やらなくちゃいけないこと」と 「やりたいこと」が、
1日24時間に収まるように予定を立て、
その通りに実行する。 この“スケジューリング法”で、
これまでの「時間がない!」日々に 決別を!
「やりたいこと」ができている理想的な1日は、どんな生活なのか、イメージして具体的に書き出してみましょう。合わせて、いつもの自分は1日をどう過ごしているかも書き出してみます。並べてみると、理想と現実のギャップが明らかに!
「時間がない!」と感じる曜日から書き出す
「時間がない」と感じているのが平日なら平日から、休日なら休日から書き出す。時間や気持ちに余裕があるなら同様に1週間分、書き出してみる
所要時間はおおよそでOK
どのくらい時間をかけているかわからない場合は、おおよその所要時間を記入
所要時間の平均値を知る
毎日行うことは1週間、頻度の少ない行動は最低3~5回計測し、その平均値を算出
『TO DO リスト』と『タスク』って何が違うの?
入りきらない予定の入れ方を見直す
どうしても予定が入りきらない…というときは、次のように考えてみる
● 優先順位を再検討。低いことは「しない」という決断を
● 他人軸になりがちなことは、「今の自分にしかできないことか?」と自分軸で考えると、優先順位がつけやすくなる
● 例えば、家電を使って所要時間を短縮する、余裕がある人に分担してもらうなど、1日のなかに予定が収められる方法を考える
<記入例>
急な予定はバッファータイムで終わらせる
予定外をその日のうちに調整できるようにするために設けるバッファータイム。やることがなければ、翌日以降のタスクを前倒しに!
各タスクの所要時間は把握し続ける
所要時間の差異がなくなればバッファータイムを使うことがなく、余裕がある毎日に。所要時間のデータを、日々確認しておくと◎
無理をしないといけない状態は1週間までに
理想的な1日の予定は極力崩さない。どうしても無理しないといけないイレギュラーな状態も、1週間以上は続けないように
日々変化する優先順位を常に把握
優先順位は状況に応じて変化していることも。日々、検討・調節を!
「やりたくないこと」から逃げがちな人でも、 予定通りに行動できる裏ワザは?
時間にも、心にも、余裕と充実を生みだすためにはやるべきことと所要時間を“見える化”して24時間の使い方を明確にしていく習慣を!
生活時間を見直すことで、「時間がある!」と安心して過ごせるようになれば、充実した毎日にもつながります。スケジュール帳を片手に、今日からさっそく実践してみましょう!
※本記事は「iikoto」2025年6月号を再編集したものです。掲載情報は発行当時のものになります。
監修 TIME COORDINATE株式会社 代表 タイムコーディネーター 吉武麻子さん
大学卒業後、旅行会社勤務を経て26歳で韓国留学。その後、現地法人でキャスティングディレクターとして24時間365日仕事に追われる日々を過ごす。帰国後、キャリアとライフイベントの狭間で葛藤した経験から、疲弊せずに毎日を楽しみながら仕事のパフォーマンスもあげていく「タイムコーディネート術」を考案。講座開催のほか、メディアへの出演や執筆などをおこなっている。『時間デトックス』(日本実業出版社)など著書・監修書籍など多数あり。プライベートでは2児の母。
『iikoto』は、豊かに、健やかに、楽しく暮らすためのヒントが詰まった、一条のライフスタイルマガジンです。無料でプレゼントいたしますので、バックナンバーページ からぜひご請求ください。
※本記事は『iikoto』(2025年6月号)の特集をもとに編集しています。
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