暮らしにいいコト
たくさん。

10-24 健康と住まい

辛い冬を乗り切る! カンタン冷え対策①

2025.01.06

冷えはまず自覚することから。温活で冬を快適にすごす方法《前編》

日ごとに寒さが増す今日この頃。皆さんは、どんな冬の寒さ対策をしていますか?
例えば、厚手のソックス?体の中から温めるしょうが?それとも、たき火⁉…は少々大げさだとしても、この時期の寒さは、体に相当なダメージを与えています。そこで今回は、冷えとり専門医の川嶋先生に、冬を快適に乗り切るための「温活術」について、ホットなお話を伺いました。自分に合った方法で、元気に冬を楽しみましょう。

日ごとに寒さが増す今日この頃。皆さんは、どんな冬の寒さ対策をしていますか?
例えば、厚手のソックス?体の中から温めるしょうが?それとも、たき火⁉…は少々大げさだとしても、この時期の寒さは、体に相当なダメージを与えています。そこで今回は、冷えとり専門医の川嶋先生に、冬を快適に乗り切るための「温活術」について、ホットなお話を伺いました。自分に合った方法で、元気に冬を楽しみましょう。

まずは己を知る あなたの「冷え度」は?レッツ・チェック! まずは己を知る あなたの「冷え度」は?レッツ・チェック!

冷え対策の最初の一歩は、自分の「冷え度」を自覚することから。
以下のチェックシートでひとつでも当てはまる項目があったら、体が冷えている可能性があります。自覚がなくても、体は冷えているのかも⁉

CHECKCHECK

夏の暑さは苦手。冬の寒さは、もっと苦手!

CHECKCHECK

季節の変わり目などに体調をくずしやすい

CHECKCHECK

体温を測ると、いつも36℃未満だ

CHECKCHECK

なかなか寝付けず、朝は起きるのがツライ

CHECKCHECK

疲れやすく、寝ても疲れがとれない

CHECKCHECK

周りの人より空調(冷房も暖房も)が苦手!

CHECKCHECK

寒い場所から暖かい場所に移ったときに、顔がほてりやすい

CHECKCHECK

体の一部(手や足など)が冷たく感じることが多い

CHECKCHECK

入浴中、体の芯まで温まるのに時間がかかる

CHECKCHECK

慢性的に肩こりや腰痛がある

RESULT 結果はこちら! チェックマークが1~3個の人 油断は禁物!ライト級 チェックマークが4~6個の人 注意が必要!ミドル級 チェックマークが7~10個の人 今すぐ対策!ヘビー級 RESULT 結果はこちら! チェックマークが1~3個の人 油断は禁物!ライト級 チェックマークが4~6個の人 注意が必要!ミドル級 チェックマークが7~10個の人 今すぐ対策!ヘビー級

カンタン温活術で寒さの不安をOFF!

生活を見直すことから温活開始! 生活を見直すことから温活開始!

疲れやすい、肩がこる、腰が痛い…といった体の不調は「冷え」からきている可能性が大。こうした症状は、知らないうちに体が冷えているというSOSであることを認識しましょう。
冷えの大きな原因のひとつが、寒暖差による自律神経の乱れ(寒暖差疲労)。そしてこれを解消し、体を温める方法が「温活」です。生活習慣をちょっと見直してみたり、室内環境を整えたりすることで、温活は今日からすぐに始められます。

寒暖差疲労とは何か?

何が原因? 何が原因?

寒さを感じると、体が熱をつくり出したり血管を拡張させたりして体温を上げようとします。この体温調整の司令塔が「自律神経」。寒暖差が激しいと、自律神経は目まぐるしく働き続けなければならず、機能が大きく低下。これが「寒暖差疲労」の原因です。

寒い
どんな症状? どんな症状?

自律神経の働きが悪くなると、疲れやだるさ、めまい、眠気、腰痛、顔のほてり、食欲不振、そして厄介な冷えなど、さまざまな不調が起こりやすくなります。また、寒いと首をすくめたり、肩に力が入ったりするため、首こりや肩こりの原因にもなります。

不調
オススメレシピ しょうが入りはちみつレモンで、ほ〜っと オススメレシピ しょうが入りはちみつレモンで、ほ〜っと

薄切りにしたしょうが(皮つき)とレモン(皮をむく)を保存ビンに入れ、はちみつを加えます。冷蔵庫で1日置いたら、しょうがとレモンをカップに入れ、お湯を注いでできあがり。しょうがの辛味成分によって血のめぐりが改善され、体の芯からポカポカに温まります。

ここまでは「温活」を始める前の準備として、自分自身の「冷え度」チェックや、なぜ寒さで体調不良が起こるのかなど、知っておきたい事柄についてご紹介してきました。後編では、実際の温活術を詳しく解説します。

※本記事は「iikoto」2020年12月号を再編集したものです。掲載情報は発行当時のものになります。

監修 神奈川歯科大学大学院統合医療教育センター
センター長/特任教授
統合医療SDMクリニック 院長
川嶋 朗さん

北海道大学医学部卒業後、東京女子医科大学入局。ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院、東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック所長などを経て現職。漢方をはじめとするさまざまな伝統医療を取り入れ、西洋医学と合わせた「統合医療」で知られる。『冷えとりの専門医が教える病気を防ぐカラダの温め方』(日東書院本社)ほか著書多数。

川嶋朗さん
iikoto

『iikoto』は、豊かに、健やかに、楽しく暮らすためのヒントが詰まった、一条のライフスタイルマガジンです。無料でプレゼントいたしますので、バックナンバーページからぜひご請求ください。

※本記事は『iikoto』(2020年12月号)の特集をもとに編集しています。

iikoto

LINEの友だち登録で
新着記事をお知らせ

一条工務店のLINE公式アカウントにご登録いただくと、記事の更新があった際にお知らせを受け取ることができます。
また、LINEでも収納術やお掃除アイデアなど暮らしに役立つ情報を発信中です。

「友だち登録」は右の二次元コードから!

@ichijo_official

友だち登録はこちら @ichijo_official

この記事のタグ

ダメージ体温入浴冷え冷房室内環境寒さ寒暖差暖房温活生活習慣空調肩こり腰痛自律神経