自然素材F☆☆☆☆部材を使う

天然ムク材や自然素材、F☆☆☆☆部材かどうか。しっかりと確かめて選びましょう。

木の家は、四季を通して、人に優しい家です。

夏は高温多湿。冬は厳しい寒さと乾燥。そんな日本の気候風土に「木」は最適な住宅素材です。木の優れた断熱性は、夏涼しく、冬暖かいという心地よさを提供してくれます。ジメジメした季節には室内の湿気を吸い、乾燥した季節には水分を放出する自然の調湿作用も備えているため、室内の湿度管理にも一役買います。また、天然のムク材は、材そのものに人体に害になるような化学物質などを含んでいないので、小さなお子さまのいるご家庭でも安心です。そして何より、自然素材の味わいは心の奥底にまで響くもの。10年、20年と暮らすうちに愛着も深まっていくことでしょう。

檜には抗菌・防虫効果のある天然物質が含まれています。

カビやダニは、鼻炎や気管支炎などのアレルギー症状を引き起こす原因のひとつ。結露しやすいコンクリート住宅などでは要注意ですが、その点、木の住まいは自然の調湿作用のおかげで結露しにくいため、カビやダニの発生を大幅に抑えます。さらに、檜などは抗菌・防虫効果に優れた天然物質を含んでおり、最近の研究ではアレルギー疾患を悪化させる要因となる菌の増殖を抑制する効果もあることがわかっています。

低ホルムアルデヒドの「F☆☆☆☆」部材を使いましょう。

JASおよびJIS規格ホルムアルデヒド放散量による表ウジ区分

ホルムアルデヒドなどの有害化学物質による健康障害を予防するためには、そうした物質を含まない建材を吟味して使用するほか道はありません。現在、JASおよびJIS規格では、室内の空気に悪影響を与えるこうした有害化学物質の使用を抑制するため、ホルムアルデヒドの空気中への放散量に関する等級をそれぞれ4種類に表示区分しています。建材や壁紙、断熱材や接着剤、塗料などは、その中でもホルムアルデヒド放散量の最も少ないと認められる「F☆☆☆☆」表示の製品を使うことが重要です。

珪藻土 などの自然素材も有効です。

最近、新築住宅やリフォームなどで"珪藻土塗り"の壁が注目を集めています。珪藻土とは、太古に生息した植物プランクトン(珪藻類)の遺骸が堆積して化石となった珪藻殻を採取したもの。珪藻殻はスポンジのように微細な空間がたくさん開いた形状になっているため、この特徴を生かし、ろ過媒質や保湿剤、吸着剤などに利用されてきました。さらにその後、断熱性、調湿性、保温性、吸収・吸着性など多彩な性能を持っていることが確認されました。自然の素材を生かした、暮らす人に優しい建築材料として高い評価を得ています。

ステップ図 01 気密性を高める 02 断熱性を高める 03 湿度管理を行う 04 計画換気を行う 05 自然素材、F☆☆☆☆部材を使う