暮らしにいいコト
たくさん。

12-10 安全な暮らし

家族で挑戦!防災ゲーム 遊んで身につく実践編

2026.09.14

いつもの暮らしに『備え』を!親子で身につく 『こども防災』<後編>

今回は、子どもといっしょに取り組める「こども防災」を、国際災害レスキューナースの辻 直美さんに伺いました。前編では、こども目線で見直す屋内・屋外・防災リュックの3つの防災ポイントをご紹介しました。後編では、遊び感覚で何度も楽しめる7つの取り組みをご紹介します。

ゲーム感覚で防災スキルをレベルアップ

日頃からできないことは、災害時ではなおさらできません。“こども防災”のカギは、楽しみながら防災スキルを身につけること。この企画をきっかけに、家族で一緒に挑戦してみませんか。

PLAY1:家族が一致団結!チームカラー&テーマソング会議

家族のチームカラーや元気が出るテーマソングを、ワイワイ話し合って決めましょう。お揃いの色は離れ離れの際も目印になるほか、ひとりで不安なときは家族とのつながりを感じられる色や歌が、心の支えになります。

Tips!

お揃いの防災アイテムもおすすめ。特に方位磁石、ソーラーライト、防災笛、マルチツールは、家族全員が自分用を持っておきたい「四種の神器」です。

※子どもにマルチツールを持たせる場合、目的や使用上・安全上の注意などを十分説明、使い方の指導等を行いましょう。

PLAY2:身を守る体勢を覚えよう ダンゴムシのポーズ耐久レース

延髄や内臓を守る「ダンゴムシのポーズ」は、地震の揺れが収まるまで体勢をキープ。しかし大規模な地震は2~3分以上揺れる可能性もあります。家族の中で誰が長くキープできるか、競争しながら慣れておきましょう。

Tips!

揺れを感じたら反射的にポーズをとれるように、ランダムに音を鳴らして瞬時にポーズをとるなど、遊び方のバリエーションも増やしながら練習を。

PLAY3:避難中も笑顔で食事 アレンジレシピ発表会

避難中も食事を楽しめると、体はもちろん心の健康にも◎。インスタント食品などのアレンジレシピを家族で考え、一番美味しそうな案は実際につくり試食してみましょう。良いアレンジは普段の献立にも活かせます。

Tips!

防災専用食品を大量に買い込むより、日頃から好きな食品を少し多めに買っておく「ローリングストック」がおすすめ。いざというときの賞味期限切れのリスクを減らせます。

PLAY4:暗闇でも慌てず行動! くら〜い部屋から脱出ゲーム

突然の停電でも、慌てず落ち着いて行動できるように。照明を消しカーテンなども閉めきった真っ暗な部屋から、ライトや防災リュックを持って無事に脱出できるか、チャレンジしてみましょう。

※安全面に十分配慮して実施しましょう。

Tips!

建具のゆがみや家具の転倒などで部屋に閉じ込められる可能性も。ライト・水・非常食・災害用トイレ、スマホがあるならモバイルバッテリーも各部屋に置くのがベストです。

PLAY5:一番明るくできるのはどれ? ペットボトルランタン実験

限られた光源で明るくするなら、ライトの上に水入りペットボトルを置いて光を拡散する、簡易ランタンがおすすめ。どの飲み物が入ったどんな形のボトルが一番明るいか、実験してみましょう。

Tips!

ペットボトルの中身は、汲み置きの古い水でもOK。その際は飲料水と見分けがつくように、小石や葉っぱなどを目印に入れておきましょう。

PLAY6:安否確認でひと安心 連絡ツールで伝言ゲーム

災害伝言ダイヤル(171)は毎月1日と15日に体験利用可能。被災時にきちんと使えるよう、伝言ゲームで使い方をマスターしましょう。お題は「夕食のリクエスト」などなんでもOK。スマホだけではなく公衆電話から使う練習も大切です。

※災害伝言ダイヤルの体験利用の詳細は、NTT東日本の公式ホームページをご確認ください。

Tips!

LINEなどを連絡ツールに使いたい場合は、災害時用無料Wi-Fi「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」も併せて覚えておきましょう。

PLAY7:サバイバル力を身につけよう! 家族で防災キャンプ

避難中は最低限の状況で生き抜くサバイバル力が不可欠。その練習にはキャンプが最適です。最初は日帰りで道具もレンタルなど簡単なプランでOK。徐々に節水料理や屋外での寝泊まりなど、レベルを上げていきましょう。

Tips!

野外など慣れない場所で過ごす経験になるのはもちろん、火起こしや防災笛など、家や街中では試しづらい防災スキル・グッズを練習する機会にもなります。

家族みんなで楽しく続けることが、いざというときに動ける力につながります。日頃から楽しく遊びながら、家族で「こども防災」を身につけていきましょう!

※本記事は「iikoto」2025年9月号を再編集したものです。掲載情報は発行当時のものになります。

監修 国際災害レスキューナース/
一般社団法人 育母塾代表理事
辻直美さん

看護師として勤務中に阪神・淡路大震災を経験。実家が全壊したのを機に災害医療に目覚める。看護師歴34年、災害レスキューナース歴30年。現在はフリーランスの看護師として国内での講演と防災教育をメインに行い、要請があれば被災地での活動を行なっている。著書に『地震・台風時に動けるガイド 大事な人を護る災害対策』
(Gakken)などがある。

辻直美さん
iikoto

『iikoto』は、豊かに、健やかに、楽しく暮らすためのヒントが詰まった、一条のライフスタイルマガジンです。無料でプレゼントいたしますので、バックナンバーページからぜひご請求ください。

※本記事は『iikoto』(2025年9月号)の特集をもとに編集しています。

LINEの友だち登録で
新着記事をお知らせ

一条工務店のLINE公式アカウントにご登録いただくと、記事の更新があった際にお知らせを受け取ることができます。
また、LINEでも収納術やお掃除アイデアなど暮らしに役立つ情報を発信中です。

「友だち登録」は右の二次元コードから!

@ichijo_official

友だち登録はこちら @ichijo_official

この記事のタグ

こども防災ダンゴムシのポーズペットボトルランタンローリングストック停電対策家族災害伝言ダイヤル避難防災防災キャンプ防災ゲーム