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2021.11.04
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前後編に分けて、正しい紫外線対策のポイントをご紹介している「もう負けない!しっかり紫外線対策」。後編では、「よしき皮膚科クリニック銀座」の吉木伸子院長に伺った、実際の紫外線対策や日焼け対策についてご紹介します。毎日の紫外線ケアに活かして、「もう負けない!」と言える毎日を手に入れてください。
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前後編に分けて、正しい紫外線対策のポイントをご紹介している「もう負けない!しっかり紫外線対策」。後編では、「よしき皮膚科クリニック銀座」の吉木伸子院長に伺った、実際の紫外線対策や日焼け対策についてご紹介します。毎日の紫外線ケアに活かして、「もう負けない!」と言える毎日を手に入れてください。
紫外線を浴びないことも、もちろん大事。ちょっとした工夫やUVカットのアイテムを使えば、紫外線から肌をガードすることができます。ここでは、日常生活の中で、今からでも実践できる紫外線対策をご紹介。健やかな肌のために、今日からはじめましょう。
室内の紫外線対策として即効性が期待できるのが、UVカット加工されたカーテンや窓用のフィルム。家族の肌を守るのはもちろん、家具の日焼け防止にも役立ちます。
肌に多大な影響を及ぼす紫外線。それは、衣類にとっても同じことです。紫外線は服の傷みや色あせの大きな原因になります。お気に入りの一着、また外で干す時の日焼け防止のためにも、洗濯物は、温度や湿度、風通しなどの環境が整った室内で干すのがオススメです。
外出の際はもちろん、室内でもUVカット加工されたカーディガンは必須。外出時は、さらに帽子とサングラスを身に付け、日傘をさせば万全。意外に無防備な首周りにもストールを巻きましょう。
外出の際はもちろん、室内でもUVカット加工されたカーディガンは必須。外出時は、さらに帽子とサングラスを身に付け、日傘をさせば万全。意外に無防備な首周りにもストールを巻きましょう。
肌に多大な影響を及ぼす紫外線。それは、衣類にとっても同じことです。紫外線は服の傷みや色あせの大きな原因になります。お気に入りの一着、また外で干す時の日焼け防止のためにも、洗濯物は、温度や湿度、風通しなどの環境が整った室内で干すのがオススメです。
目から紫外線が入ると、その情報が脳に伝わり、全身に「メラニン色素をつくれ」という指令が出ます。紫外線からカラダを守る防御システムなのですが、同時にシミの原因にも。そこで頼りになるのが、サングラス。紫外線遮断率が高く、レンズがなるべく大きなものを選びましょう。
日焼け止めに表示されているSPFの数値。これは皮膚1㎝四方に対し2㎎の日焼け止めを塗ったときの効果の高さとして示されています。この量を顔全体に塗るとすると500円玉大と、かなりの量に。しかし多くの人は、その半分から1/4程度しか塗っていないといわれています。つまり効果を期待するなら、今の何倍もの量が必要なのです。
では、塗る量が半分だと効果も半分になるのでしょうか?
答えはNO!なんとそれ以下です。半分の量になると効果は1/4ほどに低下。1/4の量では効果は1/16まで低下します。たとえSPF50のものを使っても、塗る量が500円玉大の1/4なら効果はSPF3程度しかなく、これでは塗っていないも同然ということに。お手持ちの日焼け止めがあれば、使用量を再確認して効果を十分に引き出しましょう。
効果を得るには、それなりの量が必要な日焼け止め。でも、ベタつきや肌への負担も気になるところです。そこで、日々の紫外線対策としてオススメなのが、ファンデーション。ファンデーションにはUVカット効果があり、日常の紫外線対策なら、日焼け止めを厚塗りするよりも肌に負担をかけず、確実にUVカットができます。
パウダータイプのファンデーションなら肌にやさしく、また、UVカット効果も高いのでオススメ。洗顔後に化粧水や美容液で保湿をして、直接パウダーファンデーションをつけてもよいでしょう。
男性特有の肌悩みが、“ギラつき”。その原因のひとつが紫外線です。若々しい肌のために、男性にも紫外線対策は必要です。男性が日焼け止めを選ぶときは、サラッとして白浮きしないものを。使うときの手間を考えると、クレンジング不要の石けんで落とせるタイプがオススメです。量は、顔全体でパール粒ふたつ分くらい塗り、2時間おきに塗り直すと効果的。朝に塗ってお昼にもう一度、塗り直しましょう。
10年先も健やかな肌でいるために。
今日から、正しく効果的な紫外線対策をはじめましょう。
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※本記事は「iikoto」2020年5月号を再編集したものです。掲載情報は発行当時のものになります
監修:吉木伸子さん
皮膚科医/よしき皮膚科クリニック銀座院長
横浜市立大学医学部卒業後、慶應義塾大学病院皮膚科学教室に入局。1998年、東京都中央区に「よしき皮膚科クリニック銀座」開業。皮膚科医の視点からのアドバイスに多くのファンがいる。著書に『リカバリー美容事典』(朝日新聞出版)『正しいエイジングケア事典』『正しいスキンケア事典』(ともに高橋書店)ほか多数。
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※本記事は『iikoto』(2020年5月号)の特集をもとに編集しています。
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