「自分らしい暮らし」をしている様々な分野の方々に、長年使っている愛用品をご紹介いただくこの連載。第2回は、ファッション誌
『Oggi』のWeb版で連載を持つなど、幅広くご活躍のフリーランス編集者・editor_kaoさんです。
自身のインスタグラム(@editor_kao)では、日々のコーディネートを投稿。旬の服からUNIQLO、上質な名品小物までを巧みに組み合わせるそのセンスで、幅広い年齢層のフォロワーさんから支持を集めています。
軽くて丈夫。季節を問わず使えるメキシコ生まれの『メルカドバッグ』
「長く使っているものって、結局いちばん信頼しているものなんですよね」そう話してくれた
editor_kaoさん。ファッション分野のエディターを長く仕事にしているeditor_kaoさんのモノ選びは、インスタグラムでも大人気で、問い合わせのコメントも多いそう。
大きさや色・柄違いでいつの間にかこんなに!バッグとして使う他、自宅では冬用の靴下やタイツなど小物入れとしての使用も。インテリアとして部屋に置いても馴染みます。
editor_kaoさんの定番バッグのひとつが、メキシコ生まれの工芸品『メルカドバッグ』。メキシコの人々が昔から日々の暮らしに活用している“お買い物バッグ”で、再生プラスチックの細いコードを、職人さんが1点1点、手で編んで作られているそうです。
このバッグを愛用する理由は、圧倒的な使い勝手の良さ。プラスチック素材ということもあり、とにかく軽くて水や汚れに強い。床に置いて汚れてもサッと拭けばいい、という気軽さも嬉しいポイント。
「パソコンを持ち歩くような普段の仕事の日はもちろん、出張や旅行でも本当に便利です。しっかり自立するので、新幹線などでは床にそのまま置けるし、車移動でもトランクにポン、と入れたりと気を使わなくていい。値段はサイズによりますが、7,000円〜
10,000円くらいと、手に取りやすいのも魅力です」
またこのバッグは表面がツルツル。カゴバッグなどでよくある「表面のザラつき」が全くないので、服に引っかかったり、毛玉の原因になるなどのトラブルがないのも、登場回数が多くなる理由。
これが手編み!と驚くほど緻密な表情で、型崩れもしづらいしっかりとした作り。上品な光沢感があり、キレイめな服の日にも合わせやすい。
こうした素材感だと夏のバッグと思われそうですが、黒ベースなど落ち着いた色を選べば秋冬にも活躍するそう。
「ストールやファーのチャームなど、小物で季節感を加えることで、違和感なく持てるので、あえて冬に持ったりもしています」
editor_kaoさんのインスタグラムでもたびたび登場。こういう服に合わせると素敵なのか!というコーディネートが、多数紹介されています。
editor_kaoさんのインスタグラムより。バッグはもちろん、靴やアクセサリーまで含めた全身コーディネートの組み立て方がわかり、とても参考になります。
editor_kaoさんの周りの友人・知人など、何人もの人が「真似っこ買い」をしているというこのバッグ。購入しているのは、メルカドバッグを輸入販売するLetra(レトラ)の公式サイトから。ちなみにLetraは、メキシコ現地の作り手さんに色やカタチをオーダーし、日本人が使いやすいタイプのバッグを展開するなど、オリジナル商品も豊富です。
この日は、オフホワイト〜シャンパンゴールドのキレイめコーディネートに合わせて。光沢のある黒×ゴールドが引き締め役に。
「先日、母にもこのバッグをプレゼントしたのですが、軽くて使いやすいととても喜んでくれました。年齢を選ばずに長く使えるバッグに出会えたな、と思っています」
「大粒」がいい!カジュアルにも映える8㎜のパールピアス
もともと、冠婚葬祭用の小さなパールは持っていたというeditor_kaoさん。
「10年前くらいに、年齢のせいなのかなんだかしっくりこなくなってしまって。少し大きいパールを探し始めました。スタイリストの友人が素敵な大粒パールピアスをしていて、購入場所を聞いたら『伊勢丹新宿店』のパール売り場を教えてくれたんです」
こちらも長く愛用しているロレックス。並べると、その「大粒」感がわかります。
そこはパールで有名な、いわゆる“ブランド店”ではなく、伊勢丹がセレクトした色々な大きさのパールがずらり並んでいるコーナー。実際に耳に当てながら、自分の顔立ちとのバランスを見て選んだそう。
「友人が付けていたのは10㎜だったのですが、合わせてみたら私には大きすぎる。店員さんに『粒の大きさは、全身バランスが大切です』と教えていただき、全身鏡で見ながら色々な大きさを試して、結局8㎜を選びました」
身長や体型によって似合う大きさはそれぞれ。自分に合う「ひと粒」を見つけるには、実際に耳に当て、試してみることから。
「パール粒の状態によってお値段も違います。コレはよく見ると小さな凹み“エクボ”があるのですが、これがあると値段がグッとお安くなるんです(笑)。着けたら全然気にならないですし、納得して購入しました」
お値段は「たしか当時で15万円くらいだった⋯」と。もちろん高価な買い物ですが、登場頻度を考えると費用対効果の高い投資だった、とeditor_kaoさん。
「パールは普段つけるものじゃない⋯という人も多いかもしれません。でも、大ぶりのモノに変えたら“冠婚葬祭”感がなくなり、Tシャツやシンプルなニットなど、カジュアルな服装にも合うので、登場回数が断然多くなりました。歳を重ねても、ずっと愛用し続けると思います」
こんなシンプルなニットの日も、パールがあることで華やか&上品に。顔周りの「白」は効果絶大です。
暑い季節の定番。Aesop「マラケッシュ」のロールオン香水
香水はたくさん持つタイプではない、という
editor_kaoさん。それでも毎年、梅雨から暑さが残る秋まで必ず持ち歩くのが、Aesop(イソップ)の香水『マラケッシュ』のロールオンタイプ。
Aesop マラケッシュ インテンス パルファム14,300円(税込) 内容量10mlでポーチにもスッと入るスリムタイプ。
香りもので特に人気が高いAesop。中でもユニセックスでも使える香りのバリエーションが豊富です。
「この『マラケッシュ』は、スパイスとハーブが絶妙に合わさった中に、少しだけ甘さもあって、リフレッシュできる香り。蒸し蒸しする暑い時期には、毎年欠かさず愛用しています」
香調はベルガモットやネロリ、カルダモン、サンダルウッドなどで構成されるウッディフローラル。モロッコのマラケッシュに着想を得て作られた香りだそう。editor_kaoさんが選び続ける理由はその形状にも。
「香りはもちろん、このスリムボトルと“ロールオンタイプ”がいいんです。仕事で動き回ったりジムに寄る日など、外出時にも持ち歩きたいので、このサイズが絶対。また、スプレータイプではなく“塗る”このカタチだと、周りに香りが広がりすぎないので、どこでも気兼ねなく使えます」
こちらの香りをつけていると、周りの人に褒められることも多いのだとか。
「先日、仕事でメガネ屋さんに伺った際『いい香りですね』と声をかけられました。ちょっと試してみます?と、この香りをササっと塗ってあげたら、とても喜ばれて。ロールオンだとそんな使い方もできますよ(笑)」
自分を“心地良く”保つための色々を、選んで、試して、身に付け続ける…。editor_kaoさんのモノ選びの目線に「こんな風に、自分の周りに大切なモノを少しずつ増やしていきたい」と思わせてもらいました。