次に読みたい記事
あなたにとって理想のキッチンとは、どんなキッチン?
2021.11.04
20888VIEW
Read more →
年末の大掃除をラクにできるテクニックを、前後編に分けてご紹介している「楽ラクすっきり大掃除!」。後編では、前編でチェックした大掃除のポイントをふまえて、部屋ごとに役立つお掃除テクニックを家事研究家の高橋ゆきさんに伺っています。今年の大掃除は上手にラクして、ピカピカの新年を迎えましょう。
※今回ご紹介する掃除方法は、お住まいの設備、仕様、素材などにより該当しない場合がございます。
前編はこちらから
年末の大掃除をラクにできるテクニックを、前後編に分けてご紹介している「楽ラクすっきり大掃除!」。後編では、前編でチェックした大掃除のポイントをふまえて、部屋ごとに役立つお掃除テクニックを家事研究家の高橋ゆきさんに伺っています。今年の大掃除は上手にラクして、ピカピカの新年を迎えましょう。
※今回ご紹介する掃除方法は、お住まいの設備、仕様、素材などにより該当しない場合がございます。
前編では外とつながる「窓」と「玄関」について、大掃除のポイントをご紹介しました。次からはいよいよ各部屋の大掃除です。「リビング」→「キッチン」→「浴室」→「洗面所」→「トイレ」と順に見ていくので、少しずつ、できる範囲で数回に分けて、ゲームを楽しむ感覚でクリアしていきましょう。
照明など、上にあるアイテムから順番にホコリを落としていきましょう。
汚れが明るさに影響するカバーは、外側も内側も拭きましょう。
普段は目につかない隙間のホコリやゴミも、軍手ぞうきんで一掃しましょう。
コードを軽くつかんだり、指を使ったりして細かな汚れを落とします。
葉が傷まないよう、両手で挟んでやさしく滑らせるようにホコリを取りましょう。
エアコンや換気など、掃除をしにくい場所を無理にする必要はありません。誤って壊してしまったり、大幅なタイムロスをしたりするので、ときにはプロの力を借りるのも大切です。
ゴミ袋をテープでシンクに固定し、40〜50℃のお湯を張り、重曹を混ぜます。重曹は、お湯1ℓに対して30~45gが目安。そこに五徳やグリルの網などを入れて、口を縛って密封。30分〜1時間放置すると油汚れが落ちやすくなります。
IHの焦げ付きには、丸めたラップにクリームクレンザーを少量つけて、小さな円を描きながらやさしく磨いてください。最後は、濡らして固く絞ったふきんで水拭きを。
つけ置きしたグリルの網の汚れがゆるんだら、食器用洗剤をつけたマンゴーカットスポンジの切り込みで挟むようにして、やさしく磨きましょう。
シンク全体を濡らしてから、食器用洗剤をつけたスポンジのやわらかい面で一定方向に磨いてください。往復させるとキズがつきやすくなるので注意。
水栓の水アカは、丸めた食品用ラップに浴室用洗剤を吹きかけて磨くと、キズをつけずに落とせます。磨いた後は洗剤を洗い流して、乾拭きと仕上げ拭きをしましょう。
壁の目地などにカビが生えてしまっていたら、カビ取り洗剤をその部分に直接吹きかけます。
※カビ取り洗剤を使用する際は、換気をして、
ゴム手袋を着用しましょう。
洗剤を吹きかけた上にラップを貼り付けて、液だれを防止。洗剤の表示時間に従って放置して染みこませれば、カビが洗い流しやすくなります。
古ストッキングに古靴下を入れて、団子状に丸めたものにクリームクレンザーをつけ、小さな円を描くように磨いてください。 スポンジよりもやわらかいので、やさしく磨けます。
シャワーで鏡を洗い流し、乾拭きして、水気が完全に取れたら、古Tシャツなどでやさしく仕上げ拭きをしましょう。
洗面器や椅子は、酢水(酢4:水6)をスプレーして、その上から食品用ラップで覆います。20~30分ほど放置してから洗い流すと、酢水が水アカやカルキを取り除いてくれます。
※有毒ガスが発生するため、酢とカビ取り洗剤は混ぜないでください。
シャンプーなどのボトル類はキャップのくぼみなどにカビがつきやすいので、使い古しの歯ブラシで磨きましょう。
毎日お風呂から出るときに、鏡や壁についた石けんカスなどを手で拭いてシャワーでお湯をかけておくと、汚れが落ちてうろこじみの発生を抑えられます。 普段から使えて、キレイな浴室を保てるオススメ技です。
ここまで大掃除が進んだら、人目に付きやすい水回り、洗面所とトイレをしっかり磨いて仕上げます。キレイな年末年始をめざして、ラストスパートをかけましょう。
鏡は水拭き、乾拭き、仕上げ拭きを行い、ステンレス製の水栓は浴室と同じように丸めた食品用ラップで磨きます。洗面ボウルは、浴室用洗剤をつけたスポンジのやわらかい面で磨いた後、洗い流しましょう。
臭いや湿気が溜まらないよう、棚を空にした後、ぞうきんで水拭きと乾拭きを。棚の中が完全に乾いたら、小物を戻して棚の掃除は完了です。
空っぽにしてから、奥から手前に向かって水拭きと乾拭きを。しばらくの間、扉を開けっ放しにしておくと、臭い湿気も取れますよ。
水栓などのステンレス製のシルバーは、ティッシュでこすれば毛羽が残らずピカピカになるのでオススメ。鏡の仕上げ拭きにも使えます。
トイレットペーパーをぐるりと敷いて、トイレ用洗剤をかけて洗剤の表示時間に従って放置。その後、水を流してトイレブラシでこすると、黒ずみや黄ばみが落ちやすくなります。
使い古しの歯ブラシに洗剤をつけて、ノズルの汚れをこすり落としましょう。
軍手ぞうきんにエタノールアロマを吹きかけ、ペーパーホルダーやタンク、便器の後ろ側、ブラシの入らないふち裏を一気に拭き掃除!
便器を掃除したのに、まだイヤな臭いが…。その原因、床や壁に飛び散った尿かもしれません。エタノールアロマをつけたぞうきんで、壁や床を全体的に拭いて、隠れた臭いの元を取り除きましょう。
面倒で大変だと思っていた大掃除も、ちょっとしたお掃除テクニックでラクにできるなら、試してみる価値は大いにアリ!キレイな家ですっきりと気分よく新年を迎えている自分をイメージして、できるところから始めてみてはいかがでしょうか。
前編はこちらから
※本記事は「iikoto」2022年12月号を再編集したものです。掲載情報は発行当時のものになります。
監修・家事研究家
高橋ゆきさん
家事代行サービス 「ベアーズ」 の取締役副社長。 “楽ラク&キレイ”をテーマに、掃除を「生活の知恵を伝える、親子や夫婦の楽しいコミュニケーションの場」として提唱。 2016年のTBSドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」では家事監修を務める。 雑誌・テレビ・WEB等で幅広く活躍。
『iikoto』は、豊かに、健やかに、楽しく暮らすためのヒントが詰まった、一条のライフスタイルマガジンです。無料でプレゼントいたしますので、バックナンバーページからぜひご請求ください。
※本記事は『iikoto』(2022年12月号)の特集をもとに編集しています。
2021.11.04
20888VIEW
Read more →
LINEでも暮らしを豊かにする情報をお届けします。
LINEアカウントで新コンテンツをお届け!
@ichijo_official