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2024.08.01

憧れのライフスタイル 11-28[似合う服の見つけ方]

骨格診断から学ぶ
似合う服の見つけ方《前編》

骨格診断から学ぶ 似合う服の見つけ方《前編》

後編はこちらから

すてきな服のはずなのに着るとなぜか似合わない。そもそもどんな服が自分に似合うのかわからない。そんなお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、イメージコンサルタントとして14,000人以上の印象変革を手がけてきた二神弓子さんに、似合う洋服の探し方、組み合わせるときのポイントについてお伺いしました。まずは骨格診断で、自分の体型の個性を知ることからはじめましょう。

「骨格診断」で自分の個性をCheck! 「骨格診断」で自分の個性をCheck

骨格診断とは、体の重心やラインの特徴から、自分自身の体型をもっとも綺麗に見せてくれる“デザイン”と“素材”を選ぶためのメソッドです。骨格のタイプは「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の3タイプに分けられます。自分のタイプを一度知っておけば、年齢を重ねても、体型が太ったり痩せたりと変化しても、骨格タイプが変わることはありません。さっそく、あなたや家族の骨格タイプをチェックしてみましょう!

骨格診断 YES/NO チャート

タイプ別似合う“洋服”のデザイン・素材 タイプ別似合う“洋服”のデザイン・素材

Tシャツやカットソーは、夏は1枚で、冬は重ね着でインナーにと着回し力抜群の優秀なアイテム。柄や素材の違いなどバリエーションも豊富なため、骨格にあったものを持っているとコーディネートの幅が広がります。

ここでは、骨格タイプ別にTシャツや全身コーデのポイントをご紹介します。ぜひ親子や夫婦で楽しんでみてください。

ストレートタイプ ストレートタイプ

ストレートタイプは、腰の位置が高いなど「重心バランスが上」にあります。また、体を横から見たときに厚みがあり、丸く立体的なのも特徴です。ボディラインにメリハリがあるため、洋服を選ぶときはできるだけシンプルに「引き算」で考えるとすっきり着やせできます。

洋服選びのポイントは?

シルエット ジャストサイズ 素材 コットン100%など
程よい厚みのあるもの
袖丈 気になりやすい
二の腕が隠れるくらい
シルエット ジャストサイズ 素材 コットン100%など程よい厚みのあるもの 袖丈 気になりやすい二の腕が隠れるくらい

おすすめのコーディネートは?

男女ともにオーソドックスなTシャツにデニム&ジャケットコーデがおすすめです。ゴシック体のはっきりしたロゴTシャツに、ストレートデニム、スポーティな靴が似合います。上着を羽織るなら女性はダブルジャケット、男性はテーラードジャケットなどシンプルなものを選ぶと良いです。

ウェーブタイプ ウェーブタイプ

ウェーブタイプは腰の位置が低めで「下重心」。横から見たときに体が薄く、手首や手のひらも薄く平べったいのが特徴です。シンプルにまとめすぎると地味に見えてしまうため、洋服を選ぶときは、体の凹凸感の少なさを盛り上げるべく、「足し算」を意識するとうまくいきます。

洋服選びのポイントは?

シルエット ウエストなどボディラインを
隠さないコンパクトなもの
素材 透け感のある薄いもの・
柔らかいもの・ストレッチ素材
身ごろ わずかに小さめのもの
シルエット ウエストなどボディラインを
隠さないコンパクトなもの
素材 透け感のある薄いもの・
柔らかいもの・ストレッチ素材
身ごろ わずかに小さめのもの

おすすめのコーディネートは?

本来、Tシャツよりカットソーの方が得意なウェーブ体型の女性は、コンパクトなシルエットのタイプを選びましょう。ハイウエストのパンツにインして着たいフレンチスリーブもおすすめです。男性はTシャツ一枚だと寂しい印象になるのでフーディベストを重ね着するなど、足し算コーデを意識するのがポイントです。

ナチュラルタイプ ナチュラルタイプ

ナチュラルタイプは、鎖骨や肩、骨盤、ひざなどの骨や関節が大きく、全体的に骨っぽさや筋っぽさがあります。骨組みがしっかりしているため、洋服をきれいに着こなすことができます。肌の露出をなるべく控え、骨っぽさをカバーできるゆったりとしたシルエットを選ぶのがおすすめです。

洋服選びのポイントは?

シルエット オーバーサイズなど
ゆったりとしたもの
素材 凹凸感のあるものや
シワ加工されたもの
着丈 長めを選べば
スタイリッシュに
シルエット オーバーサイズなどゆったりとしたもの 素材 凹凸感のあるものやシワ加工されたもの 着丈 長めを選べばスタイリッシュに

おすすめのコーディネートは?

骨組みがしっかりしているナチュラルタイプは、袖丈が長く肘が隠れるくらいのもの、着丈も長いものが似合います。女性は、ロングフレアスカートと合わせても可愛いです。男性もビックシルエットが似合うので、ワイドなシルエットのパンツと合わせると良いです。また、ショートパンツやキャップとのコーデもおすすめです。

ご自身やご家族の骨格タイプが分かったら、洋服選びやコーディネートの参考にしてみてください。「意外と似合う!」と思えるような、新しい発見があるかもしれませんよ。

好きな服をあきらめる必要はありません。

骨格診断は絶対に従わなければならないというルールではなく、あくまでも皆さんの洋服選びを助けてくれる1つのメソッドです。「自分が好きなものは、自分の骨格タイプと違う」という方も、それを着てはいけないというわけではありません。素材をタイプに沿って選び、デザインはタイプから外れたものを着るなど、取り入れ方を工夫することでもっと洋服選びが楽しくなるはずです。ぜひ、自分や家族の骨格タイプのポイントをチェックしながら、さまざまなおしゃれを試してみてください。

後編はこちらから

※本記事は「iikoto」2022年5月号を再編集したものです。掲載情報は発行当時のものになります。

SUPERVISOR:イメージコンサルタント
二神弓子さん 株式会社アイシービー代表取締役社長

骨格診断アナリスト協会代表理事。パーソナルカラー実務検定協会代表理事。イメージコンサルタントとして多くのビジネスパーソンヘの指導実績を持つとともに、アパレルや化粧品会社の商品開発や販促の監修、社員研修やコンサルティング事業、スクール経営も行う。著書に「骨格診断×パーソナルカラー本当に似合う服に出会える魔法のルール」「新しいパーソナルカラーの教科書」(ともに西東社)などがある。

二神弓子さん
Look! iikoto width ichijo

『iikoto』は、豊かに、健やかに、楽しく暮らすためのヒントが詰まった、一条のライフスタイルマガジンです。無料でプレゼントいたしますので、バックナンバーページからぜひご請求ください。

※本記事は『iikoto』(2022年5月号)の特集をもとに編集しています。

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